11営業日目

 本日の参加は5名。今週は久しぶりの Scratch(スクラッチ)です。

 先日から女子向けのプログラミング教育についてあれこれ考えていましたが、なんと女子の体験申し込みが2名立て続けにありまして。Google先生に「女子 プログラミング教育」と尋ねてみましたが、ワークショップ的なものはHITするんですけど、コンテンツが見当たらない。

 

 全然無い訳じゃないんです。小学生向けじゃなかったり、日本語化されていなかったりと、こちらの希望を満たすものが無いんです。(単にワガママな要求なだけ?)

 

Scratchも探してみたんですが、キレイな感じのは難易度が高い…

Snow Globe(Scratchにリンクしています)
Snow Globe(Scratchにリンクしています)
Bubble Ball(Scratchにリンクしています)
Bubble Ball(Scratchにリンクしています)

 「無いなら作ればいいじゃない」という事で、作ってみました。アートも良いけど、やはりゲームで。ルールが簡単(つまりプログラミングも簡単)で、色がキレイな感じに出来るものは…と考えて「ブロックくずし」に決定。

 

 ブロックをカラフルにして、ボールとバーの色を変化させて、ブロックを消したらハートを出して…ちょっと単純過ぎるかな?と思うけど他に良いアイデアもなく。小学生男子には「ウ〇コ」とかに書き換えられるんだろうなと思いつつ、操作性やゲームバランスだけでなく、読みやすく・改造しやすいプログラミングを心掛けました。

 

 で、出来たのがこちら。

Kawaii Breakout(Scratchにリンクしています)
Kawaii Breakout(Scratchにリンクしています)
クリアー画面
クリアー画面
ボールを動かすプログラム
ボールを動かすプログラム

 まずはこれを午前の小学5年生に試します。思ったより反応は悪くなさそうですが、意外な事が…なんとゲームが難しい! 私はゲーム好きなんですけど、ニブくて反射神経型ゲームが苦手です。そんな私が難易度調整したので、子供達の反応はちょっと意外でした。横にしか動けない不自由なゲームなんてしたことないからかな?それとも単に慣れの問題?

 

 それではと「ボールの速さ」や「バーの長さ」を変えるよう課題を与え、あとは自由にやらせてみます。5年生はScratch以外にも色々と経験があるので、パラメーターの修正程度は簡単に行っていきます。

 

 気を良くして11時から体験に来た3年生女子にも遊んでもらおうと思ったんですが…なんとゲームが重くて話にならない!! さっきは何とも無かったのに、なんで!?(午後解決しました)

 という事で「ブロックくずし」はあきらめて、ご自宅で経験したことのあるという「アナ雪」にチャレンジです。とても思慮深く、じっくりと問題に取り組んでいます。今時のコンピューターって直観で動かせるところがある為かとりあえず動かしてっていう子が多い中、珍しいタイプかもしれません。

 

 いつもなら「ちょと待って、もう少し考えて…」と言いたいところをぐっとこらえて子供のやる気を抑え込まないようにするんですが、この子に限っては逆で「とりあえず動かしてみたらいいんじゃないかな...」と言いたくなる位、思考に没入しています。

 

 BlocklyGamesの「迷路」と「アナ雪」で合計1時間以上集中して考えていました。初めての場所だけでも疲れるのに、今までやったことのないプログラミング的思考をフル回転させて長時間集中を保つのは、並大抵のことではありません。是非次は「Scratch」を体験してもらいたいと思ってます。


 午後は3年生と4年生。同じくブロックくずしを課題にしました。3年生は「シューティングゲーム」でScratch経験がありますが、4年生は初めてです。最初の操作(緑の旗をクリック)から簡単な説明を行い、とりあえず遊んでみます。

 

 やはり午前と同じでゲームが難しいと。同じく子供達自身にゲーム難易度を変更させ、そのたびにプログラムやパラメーターの解説をしていきます。

 

 あれ?なんか普通に遊べてる…と思ったら、ゲームが重くなる原因を4年生(Y君)がつきとめました! ブロックの色を1つ1つ変えているのが原因でした。カラフルにしようとしたうちの1つが悪さしていたようです。Y君は、説明をじっくり聞いて確実にこなしていくタイプ。ブロック配置のプログラムを少しずつ丁寧に試し、原因究明に至りました。これ凄い。バグって、原因が分かってしまえば直すのは簡単なんです。でもその原因を突き止めるのって直すよりずっとずっと難しいんですよ…

 

 とY君に感心していると隣の3年生(H君)は、ボールを「飛行機」に、ブロックを「人」に変えてシュールな世界を作り上げています。H君は常に頭の中からアイデアがこぼれてくるタイプで、手を止めずにひたすら実装を続けます。しかもそれを本当に楽しくやっているのが才能。技術的に可能な事を示すと、そこから自分のイメージを作り上げると同時に手を動かして次から次へと形にしていく…イメージを作りながら手を動かし続けるって全然簡単じゃない!(私はすぐ手が止まってしまうので…)

 

 年齢は近いけどタイプの違う2人、それぞれ自分に合ったスタイルで、お互いに刺激を与えあいながら、楽しみながら学んで行けたら良いなと思っています。

 来週・再来週と続けてお休みを頂きますが、次回までにもっと面白いコンテンツやカワイイゲームを提供できるよう頑張りたいと思います。