9営業日目

 本日の参加は5名。先週に引き続き、 HackforPlay(ハックフォープレイ)です。

https://www.hackforplay.xyz/
https://www.hackforplay.xyz/

 HackforPlay を作成したのは「寺本大輝(てらもと だいき)」さんで、22才のときに HackforPlay で経済産業省の「未踏事業スーパークリエータ」に認定された非常に優秀なプログラマーです。っていうか、私からしたら雲の上のスターです。

 教室での利用条件について問い合わせたところ、教材としての利用については無料でよいとご本人から返信頂きました。メールとはいえ、そんな人から直接返信をもらって正直舞い上がってます。

寺本氏については↓を参照下さい。

 プログラミングだけの問題ではないですが、何かを教える際に「自由にしてよい」は初心者にはハードルが高すぎです。子供達に「何がしたい?」と聞いても既存のゲームの名前を揚げたりして、「それが出来るようになるにはもっと勉強しないとね」みたいなツマンない事を言ったりしなきゃいけなかったり…(そんなのつまんないよ!)

 HackforPlay のすごいところは、敢えて一定の制約がついたテンプレートを用意することで、実装が簡単に行えること。実装が簡単ということは、その分アイデアをつぎ込めるということ。「獄炎(ごくえん)のドラゴン」は子供達に大人気なんですが、これをイチから実装しようとしたら大変です。わかりやすい説明も不可能です。(少なくとも僕には)

https://github.com/Feeles/RPG/wiki/ドラゴン
https://github.com/Feeles/RPG/wiki/ドラゴン

 これをボタン一つで実装完了となる訳ですから、子供達は大満足です。そして「次は何をしようかな…」と自分で次の課題を探していきます。「炎」を別のキャラクターに変えたり、強さや色を変えてみたり…

 自ら「気付き」を得て、「工夫」して「失敗」する。次から次へと浮かび上がるアイデアと、解決すべき疑問。自然にプログラミングに没頭していきます。

 とは言え、現在用意されているチュートリアルは非常に簡単で、それはつまり非常に良い出来という事なんですが、これをクリアーした後は「新しいステージを作ってみよう!」と言ってもやはり難しいです。実際、先週の授業の終わりはクリアーしたものの、子供によっては目の前の目標を失って公開されたゲームで遊ぶ時間となってしまいました。他人の作ったゲームで遊んだりプログラムを見たりするのは、それはそれで勉強になるので悪いことじゃないんですが。

 という訳で、ステップアップ方式の「課題」を印刷して、クリアーしたら「済み」のハンコを押すという方式で本日の授業に挑みました。

 敢えて武器を強くしたり主人公の見た目を変えるような課題は出してないんですが…そんなの関係ねぇと、主人公を「黒騎士」や「ドラゴン」に変え、ビームを実装し、ライフと攻撃力を増やして…子供達はそれが楽しければ何も言わなくてもすぐに吸収して実行します。それってつまり、子供達が覚えられないのは教材や課題や教える側の技量の問題であって、子供達の問題では…教育の難しさと同時に可能性について考えさせられます。

 

 まずは大きなゲーム作りの流れを追うため、課題の一つ一つの内容はざっくりにしています。子供達の読解力に任せ、書いてある事をクリアー出来たらハンコを押すようにしたところ、午前の5年生は全員クリアー。午後の3年生と4年生も時間ギリギリまで集中して半分以上クリアーしました。

 HackforPlayという最高の教材を前にした子供達は、互いに競い合い・教え合い、内容の濃い時間を過ごしました。私も今迄で最も多くの質問を受け「ちょっと待って、こっちが終わったら…」と次から次へと浴びせられる質問に答えるうち、あっという間に時間が過ぎて行きます。そして、またも写真を撮るのを忘れて…かろうじて午前中の先週おさらい時間に2枚だけ撮りました。

 

 次週に向けて、新たな課題作り頑張るぞー!(決して遊んでる訳ではないですが、楽しんでいる事は否定しません)

 そして Hour of Code を明日に控え、WindowsUpdateを行うの図。PCのコードってなんでこんなに多いんだろう…